フラット35Sとは、フラット35の利用者が、省エネルギー性、耐震性などに質の高い住宅を取得する場合に、フラット35の借入金利を一定期間引き下げる制度のことです。
対象となる住宅は、フラット35の技術基準(新築)・(中古)に加えて、次のフラット35Sの技術基準のうち1つを満たしていることが必要です。
◇省エネルギー性に優れた住宅
高い水準の断熱性等を実現した住宅
◇耐久性・可変性に優れた住宅
長期優良住宅など、耐久性を有し、長期にわたり良好な状態で使用するための措置を講じた住宅
◇耐震性に優れた住宅
強い揺れに対して倒壊・崩壊等しない程度の性能を確保した住宅
◇バリアフリー性に優れた住宅
高齢者の日常生活を行いやすくした住宅
住宅ローンフラット35Sの
「金利Aプラン」と「金利Bプラン」
フラット35Sには2つの金利プランがあります。
金利プランB:
フラット35の技術基準に加え、一定のフラット35Sの基準を満たすと、当初5年間、フラット35の金利を引き下げるプランの名称をいいます。
金利プランA:
「金利プランB」の技術基準よりさらに高性能な技術基準を満たした住宅を取得する際には、当初10年間、フラット35の金利を引き下げるプランの名称をいいます。
なお、経済対策等による借入金利の引き下げ幅は、縮小、拡大することもあります。引き下げる金利幅は、2019年度実績で0.25%となっています。
フラット35Sには予算金額があり、予算金額に達する見込みとなった場合は受付終了となる点に注意が必要です。受付終了日は、終了する約3週間前までにフラット35サイトで告知されます。
また、政策支援や経済対策等により、借入金利の引き下げ幅は、年度の途中でも変更される場合があります。
【試算例】
借入額:3,000万円(融資率9割以下)、借入金利1.35%、返済期間35年、
返済方法:元利均等返済・ボーナス返済なしの場合
<フラット35>
借入金利:全期間 年1.35% 返済月額:全期間 89,666円
総返済額:37,659,681円
<フラット35S>金利Aプラン
借入金利:当初10年間 年1.10% 返済月額:当初10年間 86,091円
11年目以降 年1.35% 返済月額:11年目以降 88,688円
総返済額:36,937,464円
フラット35対比:▲722,517円
<フラット35S>金利Bプラン
借入金利:当初5年間 年1.10% 返済月額:当初5年間 86,091円
6年目以降 年1.35% 返済月額:6年目以降 89,182円
総返済額:37,270,865円
フラット35対比:▲389,116円
比較結果
フラット35S(金利Aプラン)は、
フラット35より総返済額が約72万円低くなる
フラット35S(金利Bプラン)は、
フラット35より総返済額が約39万円低くなる
まとめ
八尾市で住宅ローンをご検討の方へ フラット35Sの特徴
いかがでしたでしょうか。
使える制度や今後のランニングコスト、住みやすさや安全性なども含め、住宅を選ぶ際は長い目を持ち総合的に考えることも大切です。
夏は涼しく、冬は暖かい省エネルギー性住宅は、冷暖房費を抑えることができます。
耐震等級3の耐震性住宅だと地震保険の割引率50%が適用されます。
高齢者に優しいバリアフリーの住まいは将来も安心、耐久性・可変性が高く長持ちする住宅は、将来の建て替えやリフォーム費用のコストを削減できます。
このように、性能が高い住宅を選ぶことで、居住した後に必要となる様々なコストが少なくなる可能性があります。
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