１２月に入り年末は生活が慌ただしくなるのに伴って、心にゆとりがなくなりがちです。
そのためにこの時期は皆が注意散漫になりがちで、空き巣や泥棒などの犯罪が増加すると言われています。
そこで空き巣などから家を守る『家の防犯対策』をご紹介します。
これから家を建てたり、家をリフォームをされる際の参考にしていただければと思います。
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死角がない見通しの良い家
高い塀で囲われていたり、窓や玄関先に樹木が生い茂るなど死角の多い家は空き巣に狙われやすくなります。
敷地内に入ると人目に付きにくく、身を隠して作業をしやすくなるからです。
隠れるところのない家を空き巣は嫌がります。
防犯カメラ
空き巣は防犯対策をしている家は避けると言われています。
防犯カメラに記録されると犯罪の証拠が残ってしまうため、防犯カメラのある家を嫌がります。
道から見える場所にカメラを設置するのが効果的です。
センサーライト
センサーの側を人が通ると、それを感知してライトが点くセンサーライト。
空き巣は暗い中犯罪を行うことが多いので、突然明るくなると驚くのと、目撃されることに脅えます。
ワンドア・ツーロック
１つのドアに２つの鍵を設置して防犯性を高める方法です。
鍵を増やすと鍵を開ける手間と時間がかかるため、犯行を抑止できます。
特に玄関や勝手口の鍵は２つ以上にすることがおすすめです。
サムターン防止カバー
侵入犯罪の中でも多い「サムターン回し」。
ドアの隙間やドアスコープ、ドアポストなどから器具を入れてドアの鍵（サムターン）を回転させて開錠する手法です。
サムターン防止カバーで鍵を覆ってサムターン回しを防ぎましょう。
ホームセンターなどでカバーを購入できるので気軽に防犯対策ができます。
砂利
家の周りに砂利を敷き、その上を歩くと必ず音がします。
小さな音でも皆が寝静まっている深夜だとよく聞こえるものです。
防犯には少しでも多くの音がするものを設置することが大切です。
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窓の防犯対策
空き巣の多くは窓から侵入しています。
「鍵をかけているから大丈夫」と言って安心してはいられません。
窓のある住宅はすべて空き巣のターゲットになり得ます。
窓を割って侵入する空き巣を防ぐためには、割りにくい窓や開けにくい窓にすることが大切です。
窓の強度を上げる防犯対策には次のようなものがあります。
①防犯フィルムを貼る
手軽にできるのが、窓を割りにくくする防犯フィルムを貼ることです。
鍵周りにだけ貼っても良いですが、できるなら全面に貼る方が効果的です。
地震・台風などの災害時にガラスが飛散することも防いでくれます。
②雨戸・シャッター・面格子を設置
掃き出し窓には雨戸・シャッターを、ふだん出入りしない小さな窓にはシャッター・面格子を設置する対策がおすすめです。
空き巣の中には面格子をはずしてしまう者もいますが、はずすまでに時間がかかるため狙われにくくなります。
雨戸・シャッターは窓に直接触れられず、開ける際に大きな音が鳴るため防犯に効果があります。
③補助錠を設置
補助錠を取り付けると侵入に時間がかかるため狙われにくくなります。
窓の強度を上げる直接対策をするだけでなく、空き巣の警戒心を利用した窓周りの防犯対策もあります。
①防犯ブザー・アラームを設置
窓が開くと音が鳴るように防犯ブザーやアラームを設置します。
音の役割は侵入を周囲に知らせるだけでなく空き巣を驚かせることにもあります。
②窓付近に防犯カメラを設置
設置していることが外からも分かり、かつ死角ができない位置にカメラを取り付けます。防犯カメラのある家を空き巣は避けるとされています。
また空き巣に入られたとしても証拠を残すことができます。
タイマー付き照明
旅行中など、夜間家の電気が点いておらず真っ暗なままだと空き巣に狙われるのではと心配になります。
自動で点灯と消灯を繰り返すタイマーが付いた照明でタイマー設定をしておけば、外出中でも点灯・消灯が繰り返され、あたかも人がいるように見えます。
さらにスマートフォンからアプリで操作ができる照明もあるので遠隔操作で点灯・消灯ができ、留守だと気づかれずに空き巣の目をごまかせます。
まとめ
空き巣などの犯罪から家を守るためには、防犯対策をしているとアピールすることにも効果があります。
空き巣が入りづらい環境づくりと、油断しないよう普段から心がけることで、犯罪の被害に遭わないようにしましょう。
センサーライトや防犯カメラなど防犯アイテムも活用し、侵入しにくい家を目指しましょう。
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