金利が上がりそうになったら…固定金利に変更できる?
超低金利の時代、住宅ローン金利で変動金利型を選ぶ方が多くみられます。
そして利用している人の中には、金利が上がりそうになったら固定金利型に変えればいいと思っている人が意外と多いのではないでしょうか。
今回は、それがかなり難しいことをわかりやすく説明したいと思います。
引用元:住宅ローンアドバイザー通信 [秋号] 2021年10月発行
安易に変動金利型を選んでいませんか?
住宅ローンの金利タイプについて、最近では固定金利型よりも変動金利型を利用している人のほうが多いという話はよく耳にします。
確かに、変動金利型だと低いところでは0.3%台、固定金利型だと1%前後(2021年8月現在)、
利息の負担が3倍以上も違うわけですから、変動金利型を利用したくなる気持ちもわからなくはありません。
しかし、実際に変動金利型を利用しているお客さまの声として、
「金利が上がりそうになったら固定金利型に変えようと思っています」
などといった言葉を聞くと、
安易に変動金利型を選んでいる方が多いように感じてしまいます。
「金利が上がりそうになったら固定金利型に変える」
ということが、いかに困難であるかということを理解されていないんだろうなと思ってしまうのです。
変動金利型の金利が上がる前に、固定金利型の金利が上がる
では、なぜ困難なのか。
まず、変動金利型の適用金利が上がりそうなときには、
すでに固定金利型の適用金利は上がってしまっていると考えられるからです。
ざっくり言うと、変動金利型は短期金利、
固定金利型は長期金利をもとに適用金利が決められています。
そして、金利の上昇局面や下降局面では、短期金利よりも長期金利のほうが先に動き出す傾向があります。
なぜかというと、債券市場に参加している金融機関などの機関投資家は、日本銀行による利上げや利下げを先に見越して投資行動をとるからです。
つまり、日本銀行による利上げが行われそうな雰囲気になったら、すかさず長期国債等の債券の売却に動きます。
短期債よりも長期債のほうが値動きは大きいので、債券価格の下落による損失を避けようと、われ先にと動き出すわけです。
結果として、利上げが行われる前に長期金利が上がっていくことになります。
これが、変動金利型の金利が上がる前に、固定金利型の金利が上がる可能性が高いと言っている理由です。
はたして、一般のお客さまが、機関投資家よりも先に動き出すことができるのでしょうか。かなり難しいのではないかと思われます。
それから、そもそも金利が上がりそうなタイミングというのを的確に掴めるのでしょうか。
「金利が上がりそうになったら固定金利型に変えようと思う」 というのは、言い換えると、
「株価が上がりそうになったら株を買おうと思う」
と言っているのとほとんど同じではないかと思うのです。
結局、多くの人は、上がりそうになったときには変えることができず、
上がり始めたときには、また下がるかもしれないからと様子見をしばらく続ける。
そして、本格的に上がり始めたときに、
慌てて高くなっている固定金利型に変えるか、
逆に、固定金利の高さに驚いて、そのまま変動金利型で続けるか
のどちらかになるのではないかと思います。
まとめ
変動金利が上がりそうになったら固定金利に切り替えればいいって本当?
いかがでしたでしょうか。
今回は、変動金利が上がりそうになったら固定金利に切り替えればいいって本当?をお届けしました。
マイホーム購入の検討を進めるなかで、金利プランの選択はとても重要です。
コロナ過で残業手当が激減し住宅ローン返済が困難になりマイホームを手放すことになったという話も耳にします。
長期的な視野で無理のない返済計画を立てることをお勧めします。
現在、気になっている物件があるけど決めきれないという方も
希望の物件が見つからないという方も
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